資金調達の話

Date
2022/06/03
Writing by
Ryuichiro ToyoshiRyuichiro Toyoshi
こんにちは。トクイテンの豊吉です。
月曜日に子供の運動会の振替休日を利用してUSJにいってきました。私はハリーポッターのマント(グリフィンドール)を着ていきました。常識に照らし合わせると40歳ぐらいでマントを着ている人はなかなかいませんので恥ずかしいことです。
しかし私はこういう時「もし恥ずかしくなかったら自分はどちらを選ぶだろう?」と考えるようにしています。あまり気がついてない人が多いように思いますが、恥ずかしいというのは痛くも痒くもないし迷惑もかかりません。自分の頭の中だけの、思考回路だけの問題なのです。
他にも私は「起業します」とか「持続可能な農業にチャレンジします」とかも恥ずかしいと感じる時があります。でもそちらの方が自分が喜ぶことならやったほうがいいわけです。皆さんは恥ずかしいからと我慢してることはありませんか?
なお、恥ずかしいのは我慢できますが羞恥心が消えるわけではないです。マントを着ているとハリポタ以外のエリアではスタッフに「魔法界からようこそ。魔法は使わないでくださいね!」と言われますが、これに「はい!」と元気よく答えるのはとても恥ずかしいです。

資金調達の話

さて、スタートアップやベンチャー企業というと資金調達がセットで語られることが多いと思います。スタートアップに関わっているとどこかの会社が「YY万円調達しました」「XX億円調達しました」というニュースを聞くことがあるのではないでしょうか。今回はこの資金調達とは何というのを紹介したいと思います。

スタートアップの資金調達とは?

企業の資金調達にはいくつか方法があります。借入、資産の売却、助成金、投資を受ける(資本での調達)などです。その中で投資を受けたことを資金調達したということが多いです。
投資を受けることは資本で調達するともいい、普通は会社の株を買ってもらうことを言います。買ってもらう株は会社が新規に発行するものなので既存株主(創業者等)にお金が入るわけではありません。
詳しく知りたい人ははこちらもご覧ください。(免責:豊吉は弥生を贔屓しております)

なぜ出資を受ける?出資する人がいる?

それぞれの資金調達方法にはメリットとデメリットがあり、ハイリスク・ハイリターンなスタートアップには投資での調達との相性がいいからです。そもそも資本での調達がそういうもののために発明されたものなので説明の順番としては逆かもしれません。(株は海賊の被害からリスクを分散するためだったという起源の話
例えば借入はコスト(利息)は低いです。ですので借入で資金を調達したいことは多いですが、担保あるとか、返済の確実性が高くないと借りられません。
投資の場合は10〜100倍のリターンを期待されるので、利息に換算すると10000%になり闇金ウシジマくんや、カイジの世界すら超えてしまっています。しかし返済を約束させられる借入とは違い失敗も許容されます。お互いにハイリスク・ハイリターンを狙うなら投資がいいわけです。

「YY円調達しました」の意味は?

具体的な話に変わって「YY円調達しました」というニュースにはどういう意味があるのでしょうか。これは株を買ってもらうことにより会社で使えるお金が増えたということです。企業はそのお金を使って研究したり、開発したり、人を雇ったりして事業の計画を実行します。
トクイテンが資金調達した場合は、まだ人も足りていないし、ロボットの部品や機械も足りていないので採用や機械の購入に使います。

なぜスタートアップは資金調達をするのか?

例えば資金調達なしで進めようと思うと「少ないお金で始められる商売で徐々に事業を拡大しよう」「受託開発で2〜3年、他社のために頑張ってお金を貯めよう」となるかと思います。
もし市場やトレンドや競合他社に変化がないのであればそのような方法でもいいかもしれません。しかし変化の激しい現状では2~3年すればニーズや売れるものも変わってしまいます。また、自分自身の環境も変わります、いつまで健康でいられるかなんてわかりません。人生は加齢と共に複雑になっていく一方です。また、競合他社が資金調達をして資本力で押し潰してくるかもしれません。
他にも投資での資金調達にはさまざまな面がありますが私にとっては「無駄な時間をすっ飛ばして、いますぐやるべきこと、やりたいことにすぐに取り組める手段」です。

どう資金調達する?

資金調達の方法については以前GIGAZINEというサイトに私が寄稿したことがあります。
参考書籍などはやや古いですが今でも大筋は変わっていません。事業計画を持って投資家のところに行き、投資家が「これは100倍になるかも。この社長ならやりきれるかも」と思ったら投資が決まります。
まずはVC(ベンチャーキャピタル)にWebサイトから連絡をしたり、資金調達経験のある起業家に相談するのがいいでしょう。最近はVC主催のイベントも多いのでそういうのに参加するのもいいと思います。
もしこのメルマガを読んでいて資金調達に興味のある起業家の人があれば、直接 @toyoshi にご連絡ください。出資を受ける経験は前の会社でしておりますし、その後出資をする側の経験もしていますので多少その話などは参考になることがあるかもしれません。一人でも起業仲間が増えれば嬉しいです。
では、また次回

おまけ:今週の栽培

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不耕起栽培エリアの種まきをすすめています
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トマトは色んできました。そろそろ収穫と出荷の準備をしなければなりません。(色んできたは名古屋の方言だとトクイテン社内の人に指摘いただきました)