続、耕作放棄地を開墾、思わぬ助っ人登場
こんにちは、トクイテンの豊吉です。
前号では2001年のロボコンの話を森さんがしてくれました。ロボコンは我々にとって高校球児の甲子園のようなものです。全国準優勝という記録は間違いなく自分の人生の頂点だと当時は思いましたが、今のところ若さとお別れしても面白いことは続いておりホッとしております。
開墾は続く
前回は耕作放棄地を開墾しており、ハンマーナイフモアでリベンジするということを話しました。今回は早速その様子をお伝えします。
まず、今回はトクイテンのメンバーがたくさん集まってくれました。前回は一人でしたが今回は合計5人。荒野の7人ならぬ耕作地の5人です。しかも刈り払い機は2台になり、ハンマーナイフモアも準備できました。
9時にスタートして昼ごはんを挟んだりしながら全員で黙々と作業を進めます。急に集まった5人で共同作業ということで私は少し緊張していましたが、とにかくやることが刈る、切る、燃やすとシンプルかつ量が圧倒的にあるので作業で迷う暇はありませんでした。
こちらは耕作放棄地らしい放置冷蔵庫です。近所の人に聞いたところよその土地から台風で転がってきたものだそうです。不幸中の幸いでドア側を下にして放置されていたので中はキレイなので物置などに使えそうです。「ドアもその辺にあるはずだから探したらいいよ」というアドバイスをいただきました。
ちなみに作業をしていると近所で農業をされている人が次から次へと覗きに来るのが嬉しい誤算でした。「こんな土地をなんで借りたんだ?」「頑張れよ」「ここの土地では昔フキを作っててね・・・」「こんな小さな機械でやっとるのか」「ここを管理してくれるなら助かるわ」といろんな話をしました。
そして・・・奇跡は起きました。
荒野の5人のところに騎兵隊がやってきたのです。なんと近所の方が見かねてショベルカーで手伝ってくれることになったのです。
圧倒的パワーで抜根していきます。木の根からススキの株まで文字通り根こそぎ掘り返していきます。対価はガソリン代と耕作放棄地に山盛りにされていた我々には不要な土でいいとのこと。
作業は17時前まで続きました。ではbefore&afterをみてみましょう。
なんとか、現在必要な範囲の草を刈ることができました。土の上の枯れ草や枝を除去しないといけないのですがその方法はまた考えることにします(ご存知の方はメールください。4月から定植を考えています)
今回の作業をやってみて、せっかく整備された畑も数年放置するとこのように木やススキが生えてしまい、すぐには使えない状態になってしまうんだということがよくわかりました。(一方で土はとても肥沃になっているように見えました)
丸一日チームで活動してとても充実した日になりました。開墾が進んだし、近所の方とも交流できました。まだまだ耕作開始には電気を引いたり、水を引いたりとやることがありますので、春に向けて仕上げていきたいと思います。