5月28日~30日開催、「第31回画像センシングシンポジウム(SSII2025)」に共同創業者の森が登壇します

トクイテンの共同創業者・取締役である森裕紀が、**2025年5月28日(水)から5月30日(金)**に東京ビッグサイトで開催される「第31回画像センシングシンポジウム(SSII2025)」に登壇します。
森は、5月30日(金)10:55~12:25に行われるオーガナイズドセッション「どの論文でもダメなんだけど! 〜実応用とその課題〜」に参加します。本セッションでは、自動運転、画像生成、ロボットの3分野における実課題とその解決策について議論し、学術界と産業界の相互理解と連携を深めることを目指します。
 

開催概要

項目内容
名称第31回画像センシングシンポジウム(SSII2025)~ 「知る」からはじまる協調的イノベーション ~
日時2025年5月28日(水)~30日(金) 森の登壇は5月30日(金)10:55~12:25
場所東京ビッグサイト レセプションホールA・B(会議棟1階)
イベントURLhttps://pub.confit.atlas.jp/ja/event/ssii2025/content/organized#OS3

セッション概要

どの論文でもダメなんだけど! 〜実応用とその課題〜

オーガナイザー: 加藤 大晴(株式会社 Preferred Networks)
研究活動から生み出される先端技術は、実課題を解決してこそ社会へと広がってゆくことができます。しかし産業界での実課題が論文等の形で共有される機会は少なく、学術研究と実課題との乖離を防ぐための場が望まれているといえます。本セッションでは、自動運転、画像生成、ロボットの3分野で企業現場の最前線で活躍する方々に現場課題についてご講演いただくことで、学術界と産業界との相互理解と連携とを目指します。

登壇者

  • 阿部 理也(チューリング株式会社)<br> 「End-to-End 自動運転の実応用の現場から」<br> 近年、車載センサ入力から経路計画を直接予測する End-to-End の自動運転技術が盛んに研究されており、産業界でも従来のモジュールベース手法に代わり採用が進んでいます。しかし、 End-to-End モデルを作ってから実際の車両で動かすまでには多くの課題が存在します。本講演では、チューリングにおける開発事例をもとに、このギャップとその解決策について議論します。
  • 下田 和(サイバーエージェント)<br> 「広告における画像生成技術の実応用の現状」<br> 昨今、画像生成技術は拡散モデルの台頭やFlow matchingベースのモデルの登場などにより、広く注目を集めています。一方で、画像生成技術を実際のビジネスに活用している話を耳にする機会は比較的少ないのではないかと思います。サイバーエージェントにおける事例から、画像生成技術の実応用においてどのような課題があるのか、画像生成技術がどういった形で活用されているのかについて議論します。
  • 森 裕紀(早稲田大学次世代ロボット研究機構 研究院客員准教授・客員主任研究員 / 株式会社トクイテン 共同創業者・取締役)<br> 「有機ミニトマト農場におけるロボット開発と基礎研究」<br> 講演者は農業の持続可能性を高めるため有機農業を自動化するスタートアップを共同創業して、農業自動化のためのロボット開発を進めている。本講演では、認知ロボティクスなどの基礎研究を行ってきたロボット研究者がスタートアップでどのようにロボット開発を行ってきたか報告する。